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短編集2

第3章 万華鏡

俺を、拒否しないで。


現実の俺を、目の前の俺を無視しないで。





一輝の俺の手を握る力が弱くなる。





「一輝っ.....?」



「なんだかまた眠いや。寝たくないな。次起きたら、また深夜くんは僕を見てくれない。」

















「覚めたくない.......」























そう呟いて、一輝はまた夢の中へと旅立った。

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