短編集2
第4章 万華鏡 オマケ
大学のカフェテリアで男たち6人がクッキーを食べてる光景は異様なものだろう。
しかし、その整いすぎた顔に、身体に、仕草に、あらゆるもの達が羨望の眼差しを向けて通り過ぎて行く。
大学内でも美形双子として有名な柴田兄弟。兄の海斗はかなりおっとりした天然であるにもかかわらず、弟の冬斗は口を開けば下ネタが飛び出る(しかもハード)歩く18禁
。この二人を見分けるのは海斗にある泣きぼくろが基準だ。
そしてちょっとした不良でありながらオカン気質でいつもみんなの世話を焼く趣味はお菓子作りと料理の碓氷涼。不良といっても高校がピークだったらしく、素人や悪くない人には一切手を上げない根が善人。
いつもこうして一輝にお菓子を与えている。さらに海斗の恋人である。
おっとりとした海斗にオカンの涼はとてつもなくお似合いだ。
そして6人の中で一番大人で、落ち着いた雰囲気を持つ相良陽一。暴走しがちな俺たちのまとめ役で、いつもそばから見守ってくれる太陽のようなやつ。人見知りな一輝もすぐに懐いて、俺としては安心している。陽一は冬斗の恋人だ。
しかし、その整いすぎた顔に、身体に、仕草に、あらゆるもの達が羨望の眼差しを向けて通り過ぎて行く。
大学内でも美形双子として有名な柴田兄弟。兄の海斗はかなりおっとりした天然であるにもかかわらず、弟の冬斗は口を開けば下ネタが飛び出る(しかもハード)歩く18禁
。この二人を見分けるのは海斗にある泣きぼくろが基準だ。
そしてちょっとした不良でありながらオカン気質でいつもみんなの世話を焼く趣味はお菓子作りと料理の碓氷涼。不良といっても高校がピークだったらしく、素人や悪くない人には一切手を上げない根が善人。
いつもこうして一輝にお菓子を与えている。さらに海斗の恋人である。
おっとりとした海斗にオカンの涼はとてつもなくお似合いだ。
そして6人の中で一番大人で、落ち着いた雰囲気を持つ相良陽一。暴走しがちな俺たちのまとめ役で、いつもそばから見守ってくれる太陽のようなやつ。人見知りな一輝もすぐに懐いて、俺としては安心している。陽一は冬斗の恋人だ。