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短編集2

第4章 万華鏡 オマケ

俺が男と付き合っているとわかった瞬間、以前つるんでいた奴らは気持ち悪いとそばを離れた。



つるんでいたといってもあいつらはきっと合コンのだしに俺を使いたかっただけだろうが。

今思えば何故つるんでいたのか分からない。あいつらはいつも合コン合コンで、俺の成績はだだ下がり、香水の匂いで気持ち悪いしオールで騒いだりで体調も優れなかったが




こいつらに声をかけられ、めちゃくちゃ気があって、つるむようになって。





頭がいいやつばっかだから焦って勉強したし、一輝や涼の世話焼きで体調ももどった。





なにより、俺たちを受け入れてくれた。








「俺らも男同士なんだ。」







その言葉に救われて、それから俺たちは呆れるほど一緒にいる。






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