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短編集2

第4章 万華鏡 オマケ

しかし困ることが一つ。





それは......






"あっ!あの六人いる!!:

:やばい!かっこいい!!:






とてつもなく目立つ。





一人だけでも目立つ奴らが集まっているのだ、それはそれはもてる。





男も女も惹きつける魅力がといつらにはある。



それにひきかえ、俺は......

前まではそこそこと思っていたが、最近は自信なくす。





「お前らいーよな、美形で。」




拗ねたようにそういえば




「お前自分の外見わかってる!?」




と、冬斗に突っ込まれた。







「最近深夜人気すごいみたいだよ?」


海斗もそう言って微笑むと他の奴らも頷く。






「お前もっとじかくもてよ。」




何だかよく分からない説教をされるうちに
隣でココアを飲んでいた一輝が咳き込む。







「大丈夫か一輝!?」


「コホッ、うんごめん深夜くん。」




両手でカップを持つ一輝の姿は犯罪級である。






前髪を切って顔を隠していた眼鏡をとらせたら、一輝がの人気は急上昇してしまった。




可愛すぎると、マスコットのような扱いをする女子もいればマジで告白してくる男子もいる。




あの頃が嘘のように一輝は毎日が楽しそうだ。

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