テキストサイズ

短編集2

第1章 傷跡

こんな夜は、あの日を思い出す。








この人に始めて抱かれた日も今日みたいな雨だった。











「シロ、愛してるよ.....」




「うん.....」











あの日から毎日囁かれるこの言葉は、僕を縛ってこの人から離さない。























ストーリーメニュー

TOPTOPへ