テキストサイズ

短編集2

第4章 万華鏡 オマケ

「深夜くん.....」


「へっ....!?」





急に隣に座っていた一輝に声をかけられ俺は不自然な声を出してビクリとした。





「な、なに.......」



「...............。」






暗い顔をして俯く一輝に違和感を覚える。








「...........やっぱり、深夜くんは僕と付き合うの嫌だった.....?」






蚊の鳴くような声で涙を堪えて一輝が俺に訴える。




「.........は?」





いやいやいや、なんでそんなるの。

確かに前までは意地はって素直になれなかったけど今はマジで惚れてるし、一輝に色々したいし。





「なんで、そんなこというの?」










ストーリーメニュー

TOPTOPへ