短編集2
第5章 美形×平凡特集
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「よし!完璧!!」
右手には誕生日ケーキ、左手には悩みに悩んだ礼央へのプレゼント。
そんな格好で、俺は大学生の一人暮らしにしては立派なマンションの前に立っていた。
片手で数えられるほどしかきたことないけど、いつ見ても立派だ。
少し緊張しながら、礼央の部屋へと急ぐ。
喜んでくれるだろうか、あの礼央がありがとうとか言ってくれたりして。
もしかしたら、好きくらい言ってくれるかもしれない、
告白してから、礼央には一度も好きと言ってもらってない。
あわよくば、という希望を抱きながら俺は礼央の家のチャイムを鳴らした。
「...........。」
中からはなんの反応も帰ってこない。
寝てるのか?
そう思いながら扉に手をかけるとガチャリと音を立てて開いた。
鍵、かかってない。
「あっ、あぁんっ!!礼央ぉっ!あんっ、あっ、そこっ、気持ちいい!もっとグリグリしてぇっ!」
「え.......」
少し開いた扉の中から、快感に上り詰めた甘い声が響く。
見ちゃいけない。そう頭では思うのに。俺の足は自然と中へと進んだ。
「声がでけーよ。」
「だって、気持ちいいっ!!んっぅっ!!」
寝室から、明らかに情事の真っ最中であろう声がする。
「よし!完璧!!」
右手には誕生日ケーキ、左手には悩みに悩んだ礼央へのプレゼント。
そんな格好で、俺は大学生の一人暮らしにしては立派なマンションの前に立っていた。
片手で数えられるほどしかきたことないけど、いつ見ても立派だ。
少し緊張しながら、礼央の部屋へと急ぐ。
喜んでくれるだろうか、あの礼央がありがとうとか言ってくれたりして。
もしかしたら、好きくらい言ってくれるかもしれない、
告白してから、礼央には一度も好きと言ってもらってない。
あわよくば、という希望を抱きながら俺は礼央の家のチャイムを鳴らした。
「...........。」
中からはなんの反応も帰ってこない。
寝てるのか?
そう思いながら扉に手をかけるとガチャリと音を立てて開いた。
鍵、かかってない。
「あっ、あぁんっ!!礼央ぉっ!あんっ、あっ、そこっ、気持ちいい!もっとグリグリしてぇっ!」
「え.......」
少し開いた扉の中から、快感に上り詰めた甘い声が響く。
見ちゃいけない。そう頭では思うのに。俺の足は自然と中へと進んだ。
「声がでけーよ。」
「だって、気持ちいいっ!!んっぅっ!!」
寝室から、明らかに情事の真っ最中であろう声がする。