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大日本色々歴史

第4章 本能寺の真相

帝が仰った信長が道を間違えたらがそれに当たるのかも知れません。

そして、信長様は何故、少人数で本能寺に泊まったのかということ。これから猿に加勢しに行くのに少人数で・・。当然ながら今みたいにウイルスが流行って密はダメ、少人数でなんて事情はなかったはずです(笑)

本能寺の変が起きたのは未明。実はその日に本能寺に招かれていた人物がいるのです。
それは何と、家康様と重鎮たち。

強敵武田も滅ぼした今、信長様は徳川が邪魔になっていたのです。家康様が恐れるに足らんヤツなら捨て置いたかも知れませんが、供応の席での光秀様への厳しい叱責、供応役を罷免の時の家康様の態度が捨て置くことはできないと判断されたのでしょう。

立派な所で大勢の家来がいる席では当然に向こうも大勢で来るけど、本能寺のような所で少人数でいるとあれば向こうも少人数で来るしかありません。

そこで家康様と重鎮たちの暗殺を計画していたのです。
舅に習って毒殺か闇討ちかは分かりませんが、森蘭丸たち腕利きの者を集めたからには闇討ちでしょう。腕利きばかり集めたから少人数でも明智軍を相手にあそこまで戦えたのでしょう。

麒麟ではそこは描かれていませんでしたが、「信康に腹を切らせたことを根に持っているか」とか「接待される側が供応役を名指しとはおこがましい」とか伏線は張られていました。
「家康を試してやった」と言っている時の目は笑っておらず、怒っているようでもあったので、家康様討ちの腹は決まっていたと思われます。

そして、光秀様は信長様が少人数で本能寺にいることを知ってしまいます。おそらく家康様討ちのことも知ったのでしょう。だからこその家康様との最後のシーンとなるワケです。ちょっと深読みしていますが。

信長様、魔王を討つなら今しかない。光秀様は悩みます。こんな大それたこと、失敗すれば家臣も民も地獄に堕ちる。

でも、魔王の暴走を止められるのは自分しかいない。

ここで、「魔王、お前を止められるのはオレだ」とか、「天下の結末はオレが決める」とか言ってくれたらメチャカッコよかったのに(笑)

「我が間違っているのなら誰でもよい、我の首をはねよ」と太刀を差し出す。
スゴい覚悟だ。重鎮に反対する者はひとりもいない。
カッコいいし、ちょっと忠臣蔵の討ち入りシーンを思い出したよ。

「我が敵は織田信長と申します」

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