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teardrop

第7章 7滴

平日は学校が終わると、そのままバイト先へ向かう。

土日や祝日はシフトに寄るが、午前中から夕方までの日もあった。

遅くても22時にはバイトを終える。

毎日ではないがバイトが終わると透花はクタクタになっていた。

それでも透花はバイトを頑張っている。


祖母も仕事が忙しくなった。

祖母の職場は山間にある温泉ホテルで、送迎バスで一時間半以上かかる場所にあった。

透花と一緒に暮らすようになるまでは、ホテルに数日泊まり込んで働いていた。

しかし、暫くは透花の体調や様子を心配して暫く日帰りのみにしている。

日帰りだと通勤に時間がかかり、効率が悪い状態であったため転職を考えていた。

だが、透花がそれに気付いて「バイト先で賄いもあるし、自分でご飯も作れる。身の回りの事は大概できるから自分は大丈夫」と話す。


祖母のとこへ来てから、透花は塞ぎ込んだり体調を崩したりしていたが元々、自分の事は自分でやれる子だった。

そんな環境の中で育ってきた事を祖母もわかっていた。

二人で暮らしてく為にも今の職場より良い条件の仕事は見つからない。

多少の不安はありながらも祖母は元の週に4日〜5日の泊まり込みのシフトに戻す事にした。


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