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teardrop

第7章 7滴

「そう言えば…告白したの?」

透花の問いに真紀は黙ったまま。

「まだ?それとも…もしかして玉砕?その時に何か言われたのかしら?…それで、私に八つ当たりしてるとか?」

また笑う透花。

「さっきから何?あんたのその態度!」

急に怒り出す真紀。

透花はニヤついたまま「そうそう、それ!やっぱアナタはそうじゃないと」と囃す。

「笑っていられるのも今の内…前より酷い目に合わせてやる」

緊迫した空気が流れだす。

その時「あれー?透花じゃ〜ん!」と声が雑踏の中から響く。

小走りで近付いてきたのは彩だった。

制服姿の透花を見て「おっ、学校帰りだね。今からバイト?」

黙ったまま彩を見る二人。

「どうかした?…てか、透花の学校の友達?」

「クラスメイト…でも、友達ではない。何て言うのかな…とにかく前からしつこく絡んでくる迷惑な人って感じ?」

透花が彩に説明する。

彩は「えっ!?ストーカー?」と聞く。

真紀が突然「誰がストーカーなの!迷惑してんのはコッチだし」と言い返す。

「何度もいってるけど、私は何も関係ない。好きな男に告白失敗したからって、ワケわからない事言って私にあたっても何にもならないと思うけど」

二人の話を聞いてた彩は「あ、そうゆう事?…ふぅ〜ん…」と言うと真紀を見た。


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