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teardrop

第3章 3滴

補導される!?

透花はそう思いながら恐る恐る振り向いた。

しかし、そこに居たのは藤沢だった。

「やっぱり、お前か。見た事ある奴がいるなと思った…何してんだよ?」

補導員でなくて安心したが、透花は驚いていた。

「…何って、そっちこそ」

「俺か?俺は遊…」

藤沢が言いかけてると「藤沢ー、先行くなよー」と聞きなれた声がコンビニの駐車所から聞こえてきた。

透花と藤沢が同時に声のした方を見る。

そこには松本がいて、透花達の方へ向かってた。

更に店内から他のクラスの男子も二人出てくる。

「あれ?トーカちゃん?どーしたの?こんな時間に…」

辺りをキョロキョロする松本。

「…一人なの?トーカちゃんって、この辺の人じゃないよね?あ、誰かの家に行ってた帰りとか?それとも行くところ?」

どの質問にも答えれそうにない透花は松本を見たまま、固まっていた。

藤沢は「マツ…お前、いっぺんに質問し過ぎなんだよ」と松本に注意をする。

「エッ?あ、ごめんね」

松本は悪気無さそうに笑いながら透花に謝った。

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