テキストサイズ

捨て犬

第6章 もっと・・・されたい?

愛おしい恋人を抱くように
首筋に触れるだけのキスをして
キャミソールの肩紐を下げる

両方の紐を下げると
キャミソールは
エミの細い体の
ウエストあたりまで
音も立てずに滑り落ちた


エミを座らせたまま
乳首を舐める


寝ころんでるより
座ったり立ってる時の
女の子のおっぱいが
好きなんだ


乳首をゆっくりと舐めながら
エミの脇腹をなでると
エミは身体を少しだけ
よがらせる


何も
テクニックなんて使ってない

ただ舐めて

たださわってるだけ



なのに
俺が…


気持ちいい





「なぁ…


もっと……されたい?」



こんな事

多分エミは
聞かれた事ないんじゃねぇかな



「・・・・」



「……されたい?」




したくないなら

したくなかったんだ



「・・・・」



俺はエミの返事を
ドキドキしながら待ってたけど

エミからの返事は…無い



ちょっと自信あったんだけどな


まだ……無理か


いや



一生無理かもな




そんくらい
コイツはひどい事されてたんだ



俺も最初は

・・・ひどかったし。







でも俺

お前の笑顔や
感じてる顔を見てみたいよ


俺にすがる
お前の手を感じたいんだ



けど・・・仕方ねぇ



何も言わないエミに
チュッとキスをして

俺はずり落ちた
キャミソールのひもを引っ張って
エミの肩にかけ

エミの肌を隠した

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