果てない空の向こう側【ARS】
第8章 握る(雅紀)
ミッチャンが安定期に入ってつわりが軽くなった頃、結婚式の代わりに両家だけの食事会をすることにした。
場所は、俺が勤める中華料理店の宴会場だ。
そこで、サプライズを思いついた。
それを潤に相談したら、
潤「OK、全部任せて。智兄や翔兄にも伝えとく。」
と、心強い返事をしてくれたので、潤にすべて任せた。
当日、両家の家族が中華料理店の宴会場に集まった。
全員が到着して待っているのに、俺とミッチャンはまだ宴会場にはいなかった。
みんなが着席した頃を見計らってから、店に入った。
宴会場の前で、翔兄が待っててくれた。
翔兄は、俺たちを見ると目尻を下げて破顔した。
そうだ。
俺たちは、婚礼衣装に身を包んでいた。
俺はタキシード、ミッチャンはウエディングドレス。
衣装は潤が調達してきてくれた。
今は、授かり婚とかでマタニティ用のウェディングドレスがあるらしくて。
ゆったりしたデザインに短めの丈のドレスは、ミッチャンによく似合っていた。
ヘアメイクは、潤が全部してくれた。
白い花を髪に飾ったミッチャンは、最高にきれいだった。
この最高にきれいなミッチャンを、ミッチャンのご両親に見せたかったんだ。
それが、今回のサプライズだ。
場所は、俺が勤める中華料理店の宴会場だ。
そこで、サプライズを思いついた。
それを潤に相談したら、
潤「OK、全部任せて。智兄や翔兄にも伝えとく。」
と、心強い返事をしてくれたので、潤にすべて任せた。
当日、両家の家族が中華料理店の宴会場に集まった。
全員が到着して待っているのに、俺とミッチャンはまだ宴会場にはいなかった。
みんなが着席した頃を見計らってから、店に入った。
宴会場の前で、翔兄が待っててくれた。
翔兄は、俺たちを見ると目尻を下げて破顔した。
そうだ。
俺たちは、婚礼衣装に身を包んでいた。
俺はタキシード、ミッチャンはウエディングドレス。
衣装は潤が調達してきてくれた。
今は、授かり婚とかでマタニティ用のウェディングドレスがあるらしくて。
ゆったりしたデザインに短めの丈のドレスは、ミッチャンによく似合っていた。
ヘアメイクは、潤が全部してくれた。
白い花を髪に飾ったミッチャンは、最高にきれいだった。
この最高にきれいなミッチャンを、ミッチャンのご両親に見せたかったんだ。
それが、今回のサプライズだ。