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ディアブロ☆~共同生活約150日~

第2章 共同生活!?




「あぁ…あの面接。

俺たちもカメラで

見てたんだ。」







後ろから声がして

ふっと振り向いた。






(彼は…ディアブロ☆リーダーの

神崎逞!)






「あ!たっくんやっと

準備出来たの?」



「…水輝。

仕事以外でたっくんはやめろ。」



「ごめんごめん。

新しいメイドちゃんになった

陽菜ちゃんだよ。」



『よろしくお願いします。』






私は逞くんにぺこっとお辞儀した。






『あの…カメラで見てたって?』



「……。」






(あれ…逞くん答えてくれない。)






「僕たちが面接見て

陽菜ちゃんに決めたんだよ!

一番可愛かったから!」



『可愛かったからって…。』



「いや、しっかり面接の内容も

聞いて決めたんだよ。

お料理得意だって

言ってたもんね?」








代わりに純くんと奏太くんが

優しく答えてくれた。







「みんな賛成だったんだよ!

あの琉斗くんだって

いいって言ったんだから。」



「…俺は誰でもいい

って意味で言ったんだ。」








(琉斗くんは…よくつかめないなあ。

でも、奏太くんと純くんは

いい人そうだから

なんとかなるかな。)











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