ディアブロ☆~共同生活約150日~
第20章 過労
『なっ、なに?
やっ…!』
「しーっ。
なんか陽菜ちゃん疲れてそうだから
ちょっと診てあげようかと思って。」
『ゃめてっ…。』
水輝くんは唇を首筋に這わせ
私の胸元と腰を撫で回した。
『やだっ…水輝くんっ!』
押しのけようとしたが
水輝くんは休める様子もなく
私を弄んだ。
「あんまり騒いだら誰か来ちゃうよ?」
『はぁ…はぁ…ゃっ…。』
下着越しに指先が優しく円を描き
私は身をよじらせた。
「下…すごい湿ってるみたいだよ?
誰かに見られると思ったら
興奮しちゃった?」
『こんなところでやめてください!』
私が耐えきれずに
少し大きな声で抵抗すると
ふっと力が緩んだ。
「ごめんごめん。
あんまり陽菜ちゃんが
心配そうな顔してたから
ちょっと妬いちゃった。
そろそろ行くね。
続きはまた今度♪」
『なっ…!』
(今度ねって…またするつもり?
こんな時に…。)
そう思っているうちに
水輝くんは手をひらひら振って
その場を後にした。
(逞くんのとこ行かなきゃ。)
私は水輝くんとは反対方向に歩き出した。