ディアブロ☆~共同生活約150日~
第3章 柴咲水輝―シバサキ ミズキ―
「ただいま~。」
時計が21時を指す前
水輝くんが帰宅した。
『あ、お帰りなさい。
ごはん出来てるから
温め直しますね。』
「ん~…
でも俺は夕食の前に
陽菜ちゃんをいただきたいな。」
『なっ…。』
水輝くんはまた私に手を回し
お尻を撫でた。
『いーから着替えて来てください!
すぐ出来ますから。』
「ふぅ~ん。」
―ガチャ。
私がやんわり拒否して
調理を始めると
素直に部屋に戻ってくれた。
…と思っていた。
「へぇ~。やっぱ陽菜ちゃんって
セクシー下着が趣味なの?
俺こうゆうの好き~。」
『ちょっと!何勝手にっ…』
私の部屋から出てきた
水輝くんの手には
私の黒のTバッグが
ひらひらしていた。
「純真そうに見えて
エロい女って
大好物なんだよね。」
『別に…そんなつもりじゃないです。』
「こんなエロ下着つけてて
誰にも見せないなんて
ことあるわけないじゃん。」
『あります!』
「じゃ、エロくないか
試してあげる♪」
『ぃゃっ……』