ディアブロ☆~共同生活約150日~
第4章 寺岡純―テラオカ ジュン―
「あ、おかえり。」
お風呂場へ戻ると
純くんはスポンジを
泡立てていた。
「この泡おっぱいにつけて
全身洗ってほしいな♪」
『お…おっぱい!?』
「うん。さ、早く早く!
タオル取っちゃいなよ♪」
純くんは何も悪びれた
様子もなく、私の
タオルを取り去り
スポンジで胸をなぞった。
『ちょっと…純くん?』
「僕はおっぱいで身体
洗ってもらうの大好きなんだ。
だから巨乳の陽菜ちゃんが
うちに来るの楽しみにしてたよ。」
『ぅ……。』
泡を塗り終わった純くんは
お風呂場の隅の方にあった
ウレタンマットの上に
うつぶせに寝そべった。
「はい。準備OK。
またがっていいからねー。」
(えぇ~~本当にやるの!?
こんなのしたことないよ…。
まぁ…背中ならこっちは
見えないし適当に終わらせちゃえ!)
私は覚悟を決めて純くんに
またがって胸を背中に当てた。
―ニュル…ニュル…。
「そうそう…上手。」
(あれ…なんかこの滑り具合
気持ちいいなあ…。
純くんと密着して
あったかい…。)
「はい、反対。」
『ん?』
純くんはそう言って
仰向けに回転した。
(わ…こっちは顔見えて
恥ずかしいよ…。)
「すーごくいい眺めだなあ…。」
『あの…恥ずかしいから
あんまり見ないで…。』
「イヤ。」
(うぅ…。)