ディアブロ☆~共同生活約150日~
第5章 藍沢琉斗―アイザワ リュウト―
「椅子…座って。」
『な…何するんですか!?』
私は無理やりそこにあった
椅子に座らされた。
いきなり両手を拘束され
何がなんだかわからず
恐怖に怯えていた。
「痛いことや怖いことは
一切しない。
すぐに終わるから我慢してて。」
『ゃっ…やめてぇ!』
(っ…力が強くて抵抗しても
かなわない…。)
私は琉斗くんに下着だけを
外され両足がM字になるように
紐で固定された。
「…いい眺め。」
『もう!本当にやめてください!』
「あんまり暴れたら
椅子ごとひっくり返るよ。
面倒なことしたら
このまま放っておくからね。」
『……っ。』
あまりにも無機質で
表情を変えない
琉斗くんに寒気がした。
それから琉斗くんは
私の後ろの方で
何やら物をあさっていた。
(何されちゃうの…。
殺されたりしないよね…。)
『きゃっ!!
何するんですか!?』
「陽菜ちゃんは見ない方が
大人しくなると思って。」
琉斗くんは後ろから
私に目隠しをした。
「変な物じゃないから
ちょっと冷たいけど
我慢してて。」
『ひゃぁっ!』
私は自分のあそこに
冷たい水がこぼれたかと思った。
しかしそれはローション
だったことに
すぐに気が付くことになる。