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ディアブロ☆~共同生活約150日~

第9章 視姦!?




『逞くんも怖いの苦手なんですか?』



「いや、別に。」



「嘘だな。

前にお化け屋敷のロケで

俺と水輝のこと置いて、

一目散に逃げただろ。」







静かにごはんを食べていた

琉斗くんが、すぐさま

逞くんの言葉を否定した。








「あれはっ…

お化けのやつが追いかけて

来るからだっ!」



「逞くん、いつもはリーダー

って感じでしっかりしてるけど

たまにドジでヘタレなところが

いいんだから、そのままの

逞くんでいいの。」



「奏太…それ素直に喜べない。」








(こうしてるとみんな

やっぱり仲がいいんだな。

仕事仲間っていうより

友達みたい。)








「今日はリーダーの威厳を

保つためにも

俺が先頭で進む!」



「無理だと思う…。」



「純まで!」



『アハハハっ!』







こうして楽しい夕食の時間は過ぎ

3人はまた仕事へ向かう時間が

近づいてきた。










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