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「もうそろそろ時間だな。

水輝ももう仕事終わるはずだけど…。

ちょうど入れ違いくらいか。」



『そうですね…。

水輝くんは仕事終わるの

10時くらいだから

帰ってくるのは

逞くんたちが出て行った

後になりそうですね。』



「あっ！ちょうど多田さんから

メール来た。

純、奏太ー。行くぞ。」



「はーい。いってきます！」



「いってきまーす！」



『いってらっしゃい。』







３人が出て行った後、

琉斗くんが食器を

下げるのを手伝ってくれた。







『ありがとうございます。

あとは洗っておきますから

ゆっくり休んでください。』



「うん。ありがと。

片付け終わったら

部屋に遊びにおいで。」







琉斗くんは少し微笑んで

私にそう言った。






『…わかりました。』








(部屋においで、ってことは…

またおもちゃ遊びしたい

ってことなのかな？)





私はそう思いながらも

あの時のことを思い出して

ドキドキしていた。