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―コンコン。




「どうぞ。」



『お邪魔します。』







私が食器を片付け終えて

琉斗くんの部屋に行くと

琉斗くんはパソコンに

向かっていた。






「今ブログ更新中だから

ちょっと待ってて。

座ってていいよ。」



『はい…。』






そう言われて私は静かに

椅子に腰をおろした。





(この椅子…この間私が

拘束された椅子だ。)




この前されたことを思い出すと

心臓がドクドクするのが

自分でもわかった。








「よし、終了。

じゃあ服全部脱いでくれる？」



『え？』



「ここに来たってことは

何するかわかってて

来たんだよね？」



『え…いや…そういうわけじゃ…。』



「そういうわけだから。

早く脱いで。

面倒なやりとり

したくないから。」







琉斗くんに冷たく

言い放たれて

私はそれに従って

自ら服を脱いだ。