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A family is the best

第11章 家族の絆

雅紀side


ま……ん………ま…く……ん

遠くで声が聞こえ、揺さぶられる。

雅「うぅ……や…ぁ…ま……だ……ねりゅ……。」   
まだ寝るの‼

って寝返りすると、

和「じゃあ、翔にぃに起こしに来てもらおっかな~」

はっとして

慌てて跳ね起きる。

雅「やっ。翔にぃはやだ。お願い。」

って、懇願。

すると、和にぃがクスクス笑って、

和「まーくんが、ちゃんと起きれば呼ばないよ。」

雅「起きる‼起きるよ。翔にぃこわいんだもん。」

って、小さくなる僕に、

和「ふふっ。おはようございます。まーくん。」

って、言いながらぎゅって抱き締めてくれた。

あったかい……

思わず抱き締め返して、和にぃの胸に頬をすり付けた。

そんな僕に

和「くすぐったいですよ。熱はないみたいですね。よかった。潤にぃがごはん作ってるから行きましょ?」

って、頭を撫でてくれながら言うから、

雅「うん‼」

って、笑顔で頷いた。

二人で部屋を出たとたん和にぃが、

和「あ、その前に智にぃ起こさなきゃ。行く?まーくん。」

って聞いてくるから、うんって答えた。

和にぃと、智にぃの部屋に向かった。

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