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A family is the best

第3章 日常

和也side


朝、自室を出て、1階に向かう。

あ、俺らの部屋は2階にあって、

和|階段|翔|
雅| 智 |潤|

って組み合わせ。

1階にあるリビングに入ると、キッチンに潤がいた。

いつも潤がご飯を作っている。翔にぃに作らせたら大変だし、俺も智にぃもやりたくないし。雅紀なんて俺らが食べたくない。

だから、残った潤ってわけ。

本人は喜んでやってるみたいだけどね。

和「おはよ。潤。」

声を掛けると、俺が起きたことに今気づいたのかリビングに顔を出して、

潤「おはよ。和。今、朝御飯できたから自分の分取りに来て。」

って手招きしてる。

和「えー。めんどくさいなぁ……」

と駄々をこねると、

潤「取りに来ないなら食べないで学校行きなよ?」

って言ってくるから、仕方なく取りに行く。

キッチンに入ると、そこには五人分の朝御飯。

俺はちょっと顔を歪める。

和「雅紀のも作ったんですか?あんなやつの作らなくてもいいのに。」

潤「俺も作りたくなんかねぇよ。でも、智にぃが……」

和「はぁ。まあいいですけど。さっさと食べましょ。そろそろ翔にぃが起きてきますよ?」

と言うと、

翔「おはよ~‼ってあれ?誰もいねぇの?」

って声がした。

俺と潤はそろって苦笑い。

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