無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「…あ、」


そっか。

潤くんも、智も、翔さんも
相葉さんも…部活だから
いないんだ…。


…今日は、一人か…


ぽつん…と一人で
歩いていた。


「あっ！二宮～！」

「……相川…」


…なんでこんなとこで
会うのかなぁ…


「なんだよーっ
ノリ悪いなぁー！」

「…うるせぇ。」

「二宮、お前さぁ…」

「なっなんだよ…」

「…俺んち来ねえ？」

「はっ？」

「だって暇なんだろー？
ゲームしよーよー！」

「…仕方ないなぁ…」


渋々ついていった。

…でも、友達の家にいくってのは、
相葉さんちくらいしかなくて。

…ほら、翔さんのは…
無理矢理キスされたときの
だからさ…？

カウントされない…から。


「すげぇ…広い…」

「え？普通こんなもんじゃ
ねえの？」

「ちげえよっ！」


高級住宅街の、
まさにど真ん中。

…ここか。

相川って、結構金持ち
だったんだな…


いや、でも、
翔さんの家の方が
大きい…かも。


…あ、


「二宮って、ちょー単純。
ホイホイ着いてきちゃ、
だめでしょー？普通。」

「は…？」

「さーて、じっくり話を
聞かせてもらおうか？」

「…いやだし…」


つまんねぇーって
相川がいう。


「どーせ、先輩たちが
絡んでんだろ？」

「…まあ、な。」

「そこでだ！恋愛二宮！
俺の相談に乗ってくれ！」


…恋愛二宮って…