バカじゃないの!?
第4章 看病
コピーが終わってすぐ
私たちは生徒会室を出て
校内の駐輪場に来た
私が前で北条聖夜が後ろ
たまにぐらつきながらも
家の場所を説明してもらい
北条聖夜の住む
六階建ての小さな
マンションに着いた
もっと金持ち的な
家かと思った
意外に思いながら
マンションの前に
自転車を止め
心配だったので
部屋の前まで送ることにした
軽く腰に手を回し支え
エレベーターに乗る
北条聖夜が
五階のボタンを押した
「大丈夫?」
「うん…」
なんかいつもと違うから
こっちも調子狂う