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あれこれ悩んでいると
北条聖夜の目がゆっくり開いた




「あ、大丈夫？」



「…いたのか」



「うん、でももう帰るからお粥作ったからそれ食べて薬飲みなよ」



じゃあねと言って
立ち去ろうとした瞬間

グイッと腕を引っ張られ
私はベッドに倒れ込んだ


すぐ横に北条聖夜の顔


「ちょっと!?」



「…て」




「ん？」





「もうちょっと…いて。」



熱で体温が高いせいか
私にも熱が伝わり
ちょっとドキドキしてしまう




「……わかったから。あ、熱計ろう…体温計どこ？」





「…ｺﾞﾎｯない」



「ないの？じゃあ、お粥食べよ」



キッチンに行き
お粥を温め直して
北条聖夜のところに戻った