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バカじゃないの!?

第4章 看病



「起きれる?」


「ん」


体を起こした時
さっきのっけたタオルが
おでこから落ちた


それを北条聖夜は
一瞬不思議そうに見た



私は落ちたタオルを
すぐ後ろのテーブルに置き
お盆に乗せたお粥を渡す




「熱いから気を付けて」



「食べさせて」



「バカ」



不機嫌そうにお粥を食べる


「…うま」



「良かった。」



その後お粥を
食べ終わるのを見守り
粉薬を渡した



「無理」



「は?」



「粉無理」



「子どもか」


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