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バカじゃないの!?

第4章 看病



「まぁ、そんなこともあろうかとオブ」「口移し」




「…いまなんて」




「くちうつし」




「余計広がるでしょ」




「…飲みますよ」




粉薬をオブラートに包み
水と渡した




嫌そうに飲む



「飲めた?」



「苦い。口直しさせて」




「薬飲んだばっかりだからまだ何も食べれないよ?」



「だからキス」



「…ふざけてんの?」


本当に病人か?



「俺のキス拒むとか…ゴホッ」




「ほら、寝てて」




「…ん」


ゆっくりと北条聖夜は
目をつぶった


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