
禁断の甘い果実
第2章 *嵐の夜*
……ガラガラ♪……
「……いらっしゃい♪……」
「……桐生♪きっと……
おじさんの声だな♪」
「……そうだね!懐かしいな♪……」
「おじさん覚えてるかな?
なにせ3年振りだからなあww」
「……おじさん!……
お久しぶりです♪」
「……ん?……あれどっかで、
見た顔だな?
おー!もしかして早川家の息子達か!」
「……そうです!……おじさん!
覚えてるんですか?」
「覚えてるさ!稀に見る、
美形兄弟だったからな。笑笑
優希さんとえ、と……」
「……桐生ですおじさん♪……
お久しぶりです♪」
「……おー桐生だ、桐生!……
懐かしいなあ、二人とも♪
何年振りだ?」
「……すみません……ご無沙汰して。
3年振りですかねえ?」
「今日はどうしたんだ?」
「お袋達が葬式に行って桐生と二人で、
留守番して居て夕飯食べに来ました♪」
「……おお、そうか!……
適当に座ってくれ♪」
「……はい!……有難うございます。」
「てかお前その袋食材か?」
「……あ、はあまあ……」
「……貸しな♪……
冷蔵庫に入れといてやるから♪」
「……ほんとですか?助かります!……
有難うございます♪」
「じゃあこれメニューな♪」
「……はい♪……
おじさん、叔母さんは?」
「……ああ……
もう直ぐ来るぞ♪アイツ、
びっくりするな!」
……ガラガラ……
その時店の戸が開いた♪
