
禁断の甘い果実
第2章 *嵐の夜*
「……はあー♪食べた食べた♪……
おじさんご馳走様でした!」
「おじさん!ほんとに美味しかった!
めっちゃ懐かしかったですよ♪」
「こっちこそそんなに喜んでくれて、
ほんとに嬉しいよ。」
「おじさん幾らですか?」
「2人で1400円な♪」
「唐揚げ定食700円なんだ♪」
「……ああ♪……」
「700円なら安いからまた、
来れるな、桐生♪」
「……うん!……兄ちゃん!
来週にはまた来ようよ♪」
「……ハハ♪……
いつでも待ってるよ♪」
俺達は会計を済ませておじさんから、
預かって貰ってた食材を貰って、
家に帰る事にした。
「おじさんほんとに有難うございました。
食材助かりました。」
「……あ、そうだ!……
この肉持って来な♪」
「……え、おじさん!……そんな、
高そうな肉悪いですよ!」
「いいから、いいから!
今日は懐かしいお前達に会えたから♡
ほんの気持ちだよ♪」
「……ほんとにいいんですか?……
なんかすみません。」
「 おじさん有難うございます♪」
「……おう!……
おーい!お前!何してる?
優希さん達帰るぞ!」
と、おばさんを呼んでくれた。
「……はいはあい♪……
優希ちゃん達また来てね♪」
「……はい!……また来ますね♪
すみません。おばさん、
おじさんにお肉頂いちゃって。」
「……あら、いいのよ♪……
皆で食べてね♪」
「……はい♪……じゃあ、
おじさんおばさん♪
有難うございました。おやすみなさい♪」
「有難うございました♪
美味しかったです♪おやすみなさい♪」
「有難うよ♪おやすみー♪
またな!」
「……またね!……
優希ちゃん、おじさんおばさんに、
よろしくね♪」
「……はい♪おやすみなさい♪……」
こうして俺達はおじさん達と別れた。
