禁断の甘い果実
第2章 *嵐の夜*
俺が風呂場から出て部屋着に着替えて、
リビングに戻ったら優希が帰って居た♡
「……兄貴お帰り♡……」
俺はお袋達の前では今まで通りに、
兄貴と呼ぶ事にした。
「……ほら♪……
優希にもお土産あるぞ♪」
「……マジかよww……
葬式行ってお土産ってアリかよ?
まあサンキュー!」
「……ねえ兄貴ww……
俺もそう思うわww」
「まあいいじゃ無いかww」
「そうよ、貴方達wwお父さんが、
せっかく買って来てくれたのにww」
「……はあーい♪……
親父サンキュー♪」
「……オウ♪……」
「母さん今日夕飯なあに?
母さん疲れてるから何か頼めば?」
「……そうだな!……お前、
そうしたらどうだ?」
「……え?……いいのかしら?」
「……俺達はいいよ♪……
なあ?桐生♪」
「……うん♪母さん♪……そうしなよ♪」
「……有難う♪……そうするわ♪
何食べたい?皆?」
「俺寿司がいい!」「じゃあ俺も!」
「……そうだな!……寿司いいな♪
いつもの浜寿司に頼むか♪」
「……そうね♪……」
こうしていつもの賑やかな我が家に戻った♪