禁断の甘い果実
第3章 *復讐*
……次の日俺は学校が休みで……
街に買い物に来て居た。すると何処かで、
見た事のある顔の女の子と目が合った。
……あれ、この子?……
……俺は迷わずその子に声を掛けた……
ちょっと前に俺が振ってしまった、
女の子だと思い出したからだ。
……あの時は悪かった……と言う、
謝罪の気持ちと俺の中で最高の名案を、
思いついて居た。
「……ねえ、キミ?今でも俺を好き?……」
その子はびっくりした顔でおまけに、
真っ赤な顔をして俺に声を掛けた。
「……え、あ!は、早川さん?……」
「……あの時はごめんね?……ねえ、
今でも俺の事好きなの?」
「……あ、はい!大好きです♡……
早川さんの事はずっと大好き♡」
……可愛いいなあ……と俺は思ったけど、
ただそれだけだ。俺の目的は他にあるから……
「……じゃあさキミが俺の事……
好きなお礼に今から俺の家に来ない?」
「……え、それって?……」
「……多分キミが思ってるので正解だけど……」
「……あ、あの……」
彼女が迷って居たから俺は彼女に、
「……嫌なら別にいいよー。……」
と、言ってみたら案の定彼女は、
「……あ、あの、行きます!……嬉しい♡」
と言ってほんとに嬉しそうに、
俺に腕を絡ませて来た。
……なんだ?以外と積極的だな……
……俺は優希以外の奴とこんな事するのは……
虫酸が走ったけど目標達成の為に、
ここはグッと我慢した。