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花音学園水泳部

第10章 ~夏海の危機~

4人のリレーの練習が終わると、最後に各自専門種目の自由練習をすることになった。

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁッ」

この合宿が終わったら、ダリア高校との合同練習…。

4人で、特訓した成果を合同練習で見せて、ダリア高校に、兄ちゃんに絶対に勝ちたい!

「好文君、大波きてるよ!!」

「えっ?」

自由練習を始めて数十分くらい経った頃、夏海さんの叫び声により、俺は泳ぎを中断して立ち上がる。

「うわあっ」

すると、大波が俺を襲う。

「好文!」

「好文君、大丈夫!?」

「大丈夫だぞー!」

大波に呑まれた俺は、波が収まってすぐに立ち上がり、心配する照明と光輝に大声で返事をした。

「夏海君、本当に大丈夫?」

心配しながら、俺のそばに泳いで来た夏海さん。

あぁ、優しい夏海さんも大好きだ。

「このとおり、大丈夫ですって!」

俺は、夏海さんを安心させるために笑顔を向ける。

「良かった…。」

どうやら、安心してくれたみたいだ。

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