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花音学園水泳部

第10章 ~夏海の危機~

「あっ、天気怪しくなってきたね」

「本当ですね」

俺と夏海さんは、曇りゆく空を見上げながら言った。

「なっちゃん、好文」

「曇ってきたけど、どうする?」

照明と光輝が、俺と夏海さんのとこまで来た。

「今日のメニューは、一通り全部やったし天気も怪しいからこの辺で終了しよっか」

夏海さんの指示で、今日の特訓は終了して海の更衣室に戻った。

◇射手座島・海の男性更衣室◇

「えっ、ない!」

「好文君どうしたの?」

左腕に付けてた、恋愛運のブレスレットがないのに気付き、慌てる俺に声をかける夏海さん。

「夏海さんからもらった、恋愛運のブレスレットが…。」


俺は、左腕を夏海さんに見せる。

「もしかして、さっき大波に呑まれた時になくしたんじゃね?」

照明の言葉に頷く。

「多分そうかも…。」

「今から探しに行く?」

光輝の提案に、夏海さんが首を横に振る。

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