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花音学園水泳部

第4章 ~夏海と好文の亀裂~

しかし、何駅かでさらに人が増えた頃。

「うわっ」

「なっちゃん、大丈夫!?」

「大丈夫…。」

人が押し寄せ、好文君が作ってくれた空白もなくなり、完全にぎゅうぎゅう詰め状態になってしまった。

「身動き取れない…。」

「なっちゃん、あと2駅だから何とか耐えて」

「うん…。」

頷いたものの、やっぱりキツいのはキツい…。

それより、問題なのは好文君の手が僕の股間に当たっていることだ。

「しかし、相変わらず満員電車ってしんどいよなー」

「っ!///」

好文君が体をよじる度に、その手が僕の股間をさする形になる。

お願いだから、体をよじらないでほしい…。

じゃないと…。

「よ、好文君…。」

「なっちゃん、どうしたの?」

「それ以上、体をよじらないで…。」

そう言うと、好文君は首を傾げる。

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