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花音学園水泳部

第4章 ~夏海と好文の亀裂~

「……それじゃあ、好文君…。
また部活で…。」

「なっちゃん!」

僕は、好文君の両手を振り解いてこの場から走り去った。

-好文視点-

「なっちゃん…。」
俺は、走り去るなっちゃんの後ろ姿を見つめる。

「……。」

いったい、何なんだよ…。

ちゃんと、ハッキリと顔を見て言ってくれないとわからないじゃんか…。

それとも、顔を見て話すのが嫌なほど傷つけてしまったのか…?

「好文、どうしたんだ?」

「なっちゃんと、何かあったの?」

照明と光輝が、心配そうにしながら聞いてくる。

「何でもない…。
行こうぜ…。」

「「?」」

俺が歩き出すと、2人は首を傾げながら横に並んで、一緒に歩き出した。

-照明視点-

「……。」

さっきの、なっちゃんの様子といい好文の奴、元気ないけどやっぱり2人の間で何かあったな。

学校に着いたら、また聞いてみるか。

光輝の方を向くと、光輝も俺を見て頷く。

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