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花音学園水泳部

第4章 ~夏海と好文の亀裂~

「なっちゃん、ハッキリ言ってよ!
嫌だったら嫌って、傷ついたなら傷ついたって!
俺、許してもらえるまでちゃんと謝るから!」

「だから、怒ってないし好文君が謝る必要ないんだよ!」

「ッ!?」

好文君の顔を見ながら、つい怒鳴ってしまい直ぐに顔を俯く。

「怒ってないなら、何で俺の顔をちゃんと見てくれないの?」

「それは…。」

見れないよ…。

それに、自分でも初めての感情でこの感情が、何なのかわけがわからないんだよ…。

好文君に、あんなことされて嫌じゃなかった。

気持ち良くて、もっと気持ち良くしてほしいとまで思ったし…。

でも、男同士でそんなことを思うなんて変じゃないかなって考えてしまうし、頭の中がパニック状態だ。

「なっちゃん、黙ってないで何とか―――――」

「おーい、好文!
なっちゃん!」

「2人共、何してるの?」

後方から、照明君と光輝君が笑顔で僕達の方へ歩いて来る。

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