テキストサイズ

花音学園水泳部

第4章 ~夏海と好文の亀裂~

◇花音学園6階・屋上のドアの前◇

-夏海視点-

「……。」

僕は、3人の様子が気になって昼飯を食べたあと、こっそりと屋上のドアをちょっとだ開ける。

そして、そのちょっとの隙間から3人の様子を窺っているんだ。

「好文君…。」

好文君も、2人にことの経緯を話してないんだ…。

「考えてることは、一緒ってことか…。」

◇花音学園・屋上◇

-照明視点-

「何でもないって、何で話してくれないんだよ!?」

痺れを切らし、立ち上がりながら好文に怒鳴る。

それにつられて、光輝と好文も立ち上がった。

「何怒ってんだよ…?」

「好文も、なっちゃんも…。
2人共、何も話してくれないからだろ!?」

俺の勘だけど、2人をこのままの状態にしてちゃ駄目だと思った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ