テキストサイズ

花音学園水泳部

第7章 ~蜜月の初夜~

「お兄さん、僕と同い年なんだ
あれ?でも、2年生で犬飼って居たっけなぁ…?」

少なくとも、知ってる限りでは2年生で犬飼って同級生はいなかった筈…。

「兄ちゃんは、別の高校に通ってるんすよ」

「どこの高校?」

「ダリア高校です」

あぁ、あの高校ね。

「思い出した
確か、バッタ専門だったよね?」

「はい
もしかして、水泳部で会ったことあったんですか?」

「直接話したことないけど、合同練習と試合で何度かね」

犬飼好章、ダリア高校の2年生で専門はバッタ。

当時1年生だった彼に、バッタ専門の先輩が1度も勝てたことがなかった。

「まさか、好文君が犬飼好章の弟とはね
びっくりぽんだよ」

思わず、先月まで放送していた朝ドラのヒロインの台詞が出た。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ