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おもちゃのCHU-CHU-CHU★(坂内龍弥 ルート)

第1章 Lost virgin


 身体の震えが治まると、部長はそっと身体を離し、「落ち着いた?」と尋ねた。アタシはそれに頷くと、部長は時計をチラっと見て、「今日は遅いから止めておこうか?」と言った。アタシはここまで来て止めたら、次の機会はないんじゃないかと思って、止めないで欲しいと訴える。

 坂内部長は溜息を一つ吐き、「後悔しても知らないよ?」と言ったが、アタシはここで止めた方が後悔すると思った。だから、部長の身体にしがみ付き、後悔しないと伝える。部長は、何度も「こんなオジさんでいいの?」と尋ねたけれど、アタシは部長をオジさんだなんて思った事がない。素敵な年上の男性だと思っていると伝えた。

 坂内部長は、微笑んで「有難う」と言って、アタシの蟀谷(こめかみ)に口付けると、そっとアタシをベッドに横たえ、優しい目でアタシを見下ろした。そして、「僕には君より少し下くらいの大きな子供がいるんだよ。そんな男でも大丈夫なの?」と尋ねる。正直言って、それがどんな事なのかは、分からない。けれど、今は坂内部長と一緒にいたい。それだけしかない。部長の方こそ、こんなアタシでもいいのだろうかと不安になった。

 先の事は分からないけれど、問題が起きたら、その時に二人で考えよう。そう言ってアタシ達は互いの指を絡める様にして手を合わせると、どちらからともなく、口付けを交わす。

 アタシの秘裂に、坂内部長の熱い滾りが擦り合され、アタシの中から溢れた露を馴染ませる。部長はやはり迷っているのか、暫くそうしていたけれど、ふっと表情を変えると欲棒の角度を変え、それでアタシを貫いたのだった。

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