
おもちゃのCHU-CHU-CHU★(坂内龍弥 ルート)
第1章 Lost virgin
「ごめんね。有難う」
そう言うと部長は、アタシを抱き締める腕に力を込め、衝き上げる腰の動きを激しくしていく。激しく揺さぶられて、頭の中が痺れて、何も考えられない。
「森脇さんっ……。好きだよっ!!」
坂内部長はそう言うと、素早く腰を抜いた。そしてアタシをギュッと抱き締めると、部長とアタシの身体の間に挟まれた分身が、ビクンビクンと震えながら、熱くてドロッとした白濁を吐き出した。アタシは部長に抱き締められながら、お腹の上でそれを感じて幸せな気持ちになった。
アタシの身体で、部長が気持ち良くなってくれたんだと思うと嬉しい。アタシはその余韻に浸りたかったけれど、時間がないと言う事で、慌ててシャワーを浴びて、タクシーで家まで送って貰った。日付が変わってしまって、両親には怒られたけれど。坂内部長が一緒に謝ってくれて、事なきを得た。
家に帰ってから、もう一度シャワーを浴び、部屋に戻ると、部長からメールが届いていて、「今度ゆっくり会おうね」とメールには書いてあった。それが嬉しくて、アタシはスマホを胸に抱き締める。もっと部長の事が知りたい。もっと近付きたい。
アタシはそう思いながら、その日は眠りに就いたのだった。
