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おもちゃのCHU-CHU-CHU★(坂内龍弥 ルート)

第3章 シーツの海に溺れて


 僕が腰を引くと、一緒に秘肉が引き摺り出されてしまうのではないかと思う程に、彼女の中は僕の欲棒に絡みついてくる。激しく擦って痛くならないだろうかと、心配になりながらも、腰の動きが止められない。まるでセックスを覚えたての少年の頃の様に、がむしゃらに腰を振り、彼女の中を掻き回す。

 「ああっ!! 龍弥さっ……。激しっ……壊れちゃうっ……」

 彼女は荒い呼吸の合間にそう言うと、身体を強張らせる。どうやら彼女も限界が近い様だ。僕の背中に回した手の先に、力が込められ僕の背中に爪を立てる。背中に痛みを感じながら、腰を彼女に打ち衝け、一緒に高みを目指す。

 「あっ、あっ、もう駄目っ! イクッ! イッちゃいますっ!!」

 そう言うと彼女は腰を浮かせ、陸に打ち上げられた魚の様に、身体をビクビクと震わせた。彼女の秘肉が僕をギュウギュウと締め上げ、高まった射精感に、慌てて腰を引く。僕の欲棒は、彼女の愛の汁に塗(まみ)れて、てらてらと光っている。それは彼女の腹の上でビクンビクンと跳ねながら、欲望の熱い白濁を撒き散らした。その白濁は、彼女の胸元にまで飛び、白い肌を穢す。白濁に塗れて脱力しきった彼女の身体が淫らで、今、欲望を吐き出したばかりだと言うのに、僕の分身は元気を取り戻してしまうのだった。

 そのまま挿入したら、妊娠してしまうかも知れないので、僕はサイドテーブルに置かれたティッシュペーパーで、欲棒を清め、残りの白濁を絞り出すと、再び彼女の身体に挑む。

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