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おもちゃのCHU-CHU-CHU★(坂内龍弥 ルート)

第3章 シーツの海に溺れて


 その笑顔が余りにも魅力的で、僕は我慢が出来なくなり、身体を起こすと、彼女を抱き寄せ深く口付ける。彼女が僕の首に腕を回し、僕の口付に応えてくれると、胸が甘く疼き、欲棒が彼女の中で硬さを増した。

 ゆっくり時間を掛けて快楽を与えるつもりだったけれど。我慢の限界だ。僕は彼女の身体を腕の中に閉じ込めると、下から衝き上げる様に腰を動かした。ズンズンと奥を穿つと、彼女の背中は反り返り、甘い嬌声を上げる。僕は彼女の唇を追い掛け、その嬌声を飲み込む様に口付ける。彼女の吐く息さえも飲み込んでしまいたい。そんな欲望に駆られ、彼女の唇を貪った。

 腕の中の彼女の体温が熱いくらいに上昇し、ぷつぷつと汗を滲ませる。僕は彼女の白い喉元に浮き上がった汗を舌で舐め取りながら、唇を下へと落としていき、差し出す様に突き出された胸の先端を口に含む。舌でそれを転がせば、彼女の秘肉がキュッと締まり、僕の欲棒に絡みついた。

 (駄目だ……もちそうにない。一旦、出した方がいい……のか?)

 「珠子、ごめん。君の中が良過ぎてもちそうにない。一度、イッてもいいかい?」

 額の汗に貼り付いた前髪を払いながら、そう尋ねると彼女はコクンと頷き、僕の首に縋りつく。僕は彼女を押し倒しながら、体勢を変えると、抜き挿しする速度を速めていった。

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