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おもちゃのCHU-CHU-CHU★(坂内龍弥 ルート)

第5章 皆に秘密のラブラブ出張


 ヒクッと身を縮こまらせ、アタシと龍弥さんの動きがピタリと止まる。

 (えっ? どう言う事? 今、「リュウさん」って言ってたよね? 龍弥さんの知り合い? え?)

 突然、知らない筈の人が掛けて来た言葉に、アタシの頭の中はパニック状態だ。茫然と、鏡の中の龍弥さんの顔を見つめていると、龍弥さんは小さな溜息を一つ零し、扉の向こうの人に「もう少し待っていてくれないか?」と言葉を返した。「後で席に戻るから」と龍弥さんが言うと、「ほな、待ってんで?」と声が聞こえ、気配が遠ざかっていく。

 それを確認すると、龍弥さんは「ごめんね。後で説明するから」と言いながら、再び腰を動かし始めた。

 (いや、ちょっと待って。それどころじゃないでしょ!?)

 そう思うのだけれど、イク寸前だったアタシの身体は、再び熱を取り戻し、思考を奪った。

 「待っている」と言われ、気が急いているのだろう。龍弥さんの動きは速さと激しさを増し、ズンズンとアタシの身体を衝き上げる。その激しさに、アタシは洗面カウンターに突っ伏して、唯、揺さぶられるだけだ。

 最奥を衝かれ、カリで余す事なくEポイントを引っ掻き回され、甘美な快楽が生まれる度に、アソコの入口がキュンキュンと戦慄く。

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