テキストサイズ

上エッチ新幹線

第21章 財前朋美の事情④

慎之助に愛されていながらにして
浩平と菜々子の様子も気になる。

一瞬だけ振り返る。

浩平は菜々子を膝の上に乗せ
背後から胸を愛撫していた。

数年前までは私もこのように
浩平に愛されていた。

そして愛し愛されていた日々は
突然終止符を打たれた。

理由は分からない。

それからの浩平は女を家に
招くようになり
その女を私たちの寝室で
抱くようになった。

その光景をまざまざと私に見せつけていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ