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兄とイケないこと始めませんか?

第3章 もうどうなっても……

「そこに四つん這いになってください」

「えっ……」


私は戸惑いながらも、お仕置きという言葉にドキドキしていた。

「さあ、どうぞ?」

「うぅ……」


いざやってみるとかなり恥ずかしい。
そしてなによりTシャツ1枚の私は、お尻が見えないギリギリのラインである。

壱兄は30㎝定規を取り出した。


「えっ、ちょっとまっ…んっ」

ペシッ

プラスチックでできた定規がおしりを打つ。

ペシッ

「いたっ……」

右と左と1回ずつ叩くと満足げに、

「…では、続きを解いて下さい」

まだ続くの?

じんじんと痛むお尻から気をそらし、言われた通りまた問題を解いた。


「ぶーっ!!」

ビクッ

「ここマイナス忘れてます。ケアレスミスですね」

どこからひっぱり出してきたのやら、だて眼鏡が装備されている。


「お、し、お、き…」

「…………」

「ハイ、四つん這いして」


また叩かれるっ……
私は四つん這いになって、ぎゅっと目をつぶった。

ピトッ

「……ん……ぁ…」

定規はスッとお尻に当てられると、円を描くように撫で上げた。

「んぁ……はぁっ…」

壱兄は私の反応を楽しみながら、撫でたり、われめを這わせたりした。


「…じゃあ次いこっか」

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