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兄とイケないこと始めませんか?

第3章 もうどうなっても……

壱兄は霧吹きにてを伸ばすと、シュッと私の首もとにひと吹きした。


「ひゃっ」

 
冷たくて気持ちがいい。


「もっと?」

「もっとかけてーっ」

「……いいよ」


あれ?なんだろう、この怪しい感じ…

壱兄はあるところに重点的に霧吹きをかけ始めた。

「えっと?……壱兄?」


Tシャツがぺっとりと張り付き出す。
そして、私の突起したものを浮き上がらせた。


「あれ?このピンクはなにかな?」

「いやっ……」


咄嗟に隠そうとしたが、腕を掴まれた。
壱兄は片手で私の両腕を押さえ込むと、さらに際立つ……私の……


「…あぁっ」


壱兄にツンっとつつかれた。
 

「夏波さん、間違いすぎですよ。先生は怒っています」

「…………」

「もっとお仕置きしないといけませんね?」


ボーッとする頭の中に壱兄の声だけがぐわんぐわんと響く。

エアコンをつける音がしたかと思うと、壱兄は私を立ち上がらせ、ベッドに転がした。

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