天気予報の恋人
第2章 chapter 2
今日は、まーくんが
潤くん達も一緒に遊ぼうと誘った
僕はまーくんがずっと担当だけど
潤くんは担当のお兄さんがお熱を出したからと
昨日からリーダーが潤くんに付いている
でも
潤くん、お兄さんよりリーダーといる方が
何だか嬉しそうに見える
「どこに行くの?」
僕はまーくんと手を繋いで歩きながら
顔を見上げた。
「川だよ、リーダーが一緒だから」
まーくんが楽しそうにくふくふ笑う
リーダーが一緒なら川に行くの?
何だか分からないけど
まーくんが凄く楽しそうだから
僕もワクワクしてきた
潤くんとリーダーは
歌いながら手を繋いでる
リーダー、歌うまい
…今度何か歌ってもらいたいな
「ここは深いから、気を付けて」
川の横の大きな岩に
荷物を置いたリーダーが振り向いた
「「はーい」」
僕と潤くんは
手を挙げて返事する
「はいはーい!」
後からまーくんが
同じように手を挙げるから
僕達は顔を見合わせて
笑い合った