
エロース …ときめき探求物語
第10章 感情入れちゃダメっ!!
富貴子は
丸目フードサービスの大坂配送センターで
仕入れと出荷の事務処理をする
30歳の非正規の社員であった。
旦那が病弱で
定職に就けず
今は病院に長期入院中。
旦那の治療費や入院費で
家計は火の車で
小学4年の男の子がひとりいるらしい。
今日は富貴子が早く帰るシフトだったので
子供と久しぶりに
外食を予定していたらしいが
富貴子の部署の上司が突然
膨大な事務処理の依頼をしてきたため
外食できなくなったと
子供にメールしたら
何回も電話をかけてきたらしいのだ…
『息子さんまだ小学生ですもんね…。ママがいないと寂しかったりしますよね…。』
満は
富貴子の話を聞いたあと
『分かりました。その件は僕の方で何とかしましょう。 ……シフトどおり、今日は帰ってあげてください』
と富貴子を促した。
満は
自分の孤独な子供時代に
富貴子の子供を被せてしまった。
『あ…。息子さんのお名前は?』
『はい、健太【ケンタ】です。』
『じゃあケンタくんと早く美味しいご飯食べにいかなきゃ!!』
そう富貴子に促した。
丸目フードサービスの大坂配送センターで
仕入れと出荷の事務処理をする
30歳の非正規の社員であった。
旦那が病弱で
定職に就けず
今は病院に長期入院中。
旦那の治療費や入院費で
家計は火の車で
小学4年の男の子がひとりいるらしい。
今日は富貴子が早く帰るシフトだったので
子供と久しぶりに
外食を予定していたらしいが
富貴子の部署の上司が突然
膨大な事務処理の依頼をしてきたため
外食できなくなったと
子供にメールしたら
何回も電話をかけてきたらしいのだ…
『息子さんまだ小学生ですもんね…。ママがいないと寂しかったりしますよね…。』
満は
富貴子の話を聞いたあと
『分かりました。その件は僕の方で何とかしましょう。 ……シフトどおり、今日は帰ってあげてください』
と富貴子を促した。
満は
自分の孤独な子供時代に
富貴子の子供を被せてしまった。
『あ…。息子さんのお名前は?』
『はい、健太【ケンタ】です。』
『じゃあケンタくんと早く美味しいご飯食べにいかなきゃ!!』
そう富貴子に促した。
