エロース …ときめき探求物語
第10章 感情入れちゃダメっ!!
それからしばらくした朝
満は出勤するついでに
ゴミ出しをするために
ゴミ袋を片手にマンションを出た。
『おはようございます。』
と声がして
満は振り返る
そこには
富貴子が同じように
ゴミ袋を片手にゴミ出しに来ていた。
『あ!!おはようございます。先日はありがとうございました。気にしなくてよかったのに…』
『いいえ… あの日、所長さんの寛大な配慮がなかったら、私…健太からスゴく恨まれた気がします。“ママのウソつき!!”って…』
富貴子はそう言って
あらためてペコリと
満にむけてお辞儀をした。
すると
『あ!! ……あの………所長さん、ごみの分別が違ってますよ…』
と富貴子が指摘した。
ごみの分別は微妙に町により違う
『あれ?これぐらいの紙片なら、燃えるゴミでいいかと思ってた……。困ったな…どうしようか』
と慌てる満
そんな満の反応に
富貴子はクスッと微笑んで
『所長さん、私…資源ゴミの袋を持ってるので、私のに入れちゃいませんか?』
と助け船を出してくれた。
『じゃあ…、お言葉に甘えていいですか?次からは気を付けます。』
と満は頭を掻きながら
富貴子の行為に甘えることにした。
満は出勤するついでに
ゴミ出しをするために
ゴミ袋を片手にマンションを出た。
『おはようございます。』
と声がして
満は振り返る
そこには
富貴子が同じように
ゴミ袋を片手にゴミ出しに来ていた。
『あ!!おはようございます。先日はありがとうございました。気にしなくてよかったのに…』
『いいえ… あの日、所長さんの寛大な配慮がなかったら、私…健太からスゴく恨まれた気がします。“ママのウソつき!!”って…』
富貴子はそう言って
あらためてペコリと
満にむけてお辞儀をした。
すると
『あ!! ……あの………所長さん、ごみの分別が違ってますよ…』
と富貴子が指摘した。
ごみの分別は微妙に町により違う
『あれ?これぐらいの紙片なら、燃えるゴミでいいかと思ってた……。困ったな…どうしようか』
と慌てる満
そんな満の反応に
富貴子はクスッと微笑んで
『所長さん、私…資源ゴミの袋を持ってるので、私のに入れちゃいませんか?』
と助け船を出してくれた。
『じゃあ…、お言葉に甘えていいですか?次からは気を付けます。』
と満は頭を掻きながら
富貴子の行為に甘えることにした。